レッスン内容

ソーシャルゲートは、小学1年生から高校3年生までを対象に「複雑な実社会の中で自分の人生を主体的に創造していく力(下記4つの領域)」の育成を通して、子ども達がスムーズに社会に接続し、社会の中で自己実現しながら人生を楽しんで生きていける状態にまで導くことに特化したスクールです。

複雑な実社会の中で
自分の人生を主体的に創造していく力

(1)自分自身の人生に対する主体性・当事者意識

(2)人生の羅針盤となる自分自身の価値観・哲学

(3)複雑な実社会の中で自己実現していくために必要な5つの力
   ① 自分の言葉で考え抜く力
   ② 自分の心で感じる力
   ③ 創造力
   ④ コミュニケーション力
   ⑤ コラボレーション力

(4)複雑な実社会の中で自己実現していくために必要な知識・教養

(1)自分の人生に対する主体性・当事者意識の形成

「自分の人生の主人公は自分であり、自分の人生は自分で創っていくことができる」という当たり前だけど意外と軽視されがちな感覚(人生に対する当事者意識)をしっかりと持つことが大切だと考えています。この感覚がセットされて初めて自分の人生に対する主体性が芽生え、自分ごととしての人生が動き始めます。

一方、自分の人生を親任せ、家族任せ、先生任せ、学校任せ、会社任せ、人任せにして最初から自分で自分の人生のハンドルを握ることを放棄してしまうと無力感や無気力感にさいなまれてしまう危険性もあります。

(2)人生の羅針盤となる自分自身の価値観・哲学の形成

ソーシャルゲートでは、価値観・哲学とは「自分辞書」だと定めています。自分の人生にとって大切なものや必要なものを自分の言葉で再度定義しなおした言葉たちの集合体です。

例えば、自分にとって幸せとは?自分にとって成功とは?自分にとって自立とは?自分にとって家族とは?などの重要な問いに対して一つずつ丁寧に自分の頭と感性を使って言語化して「自分辞書」にしていったものです。ここでできあがった辞書はその子どもの世界観・個性そのものとなり生きていく上で土台となる自分軸となります。また、人間性もこの価値観・哲学から現れるものだと考えています。

羅針盤を持たずに航海に出ることは、今どの方向に進んでいるのかがわからないまま進むことになるので非常に危険です。人生においても同様で、人生においては自分自身の価値観が自分自身の人生の羅針盤として機能してくれます。他人から言われた通りに行動してさえいればよいや、他人や社会や会社が敷いたレールの上を何も考えず言われたまま歩き続けるなどの、自分の羅針盤をもとにしない他者依存・他者任せの生き方では、この変化の速い時代において、他人が言っていることが社会の現状からずれて来た場合や、社会や会社が急に方向転換した場合に、なすすべがなく、非常に不安定な生き方となってしまいます。そして何より、生きがいを感じにくいのではないでしょうか。

もちろん、子ども達は自分の価値観の未熟さから失敗することもありますが、その場合にはその経験をもとに改善すれば良いだけです。この安心して、失敗を繰り返し、改善を繰り返すことができる準備期間は子ども達に与えられた特権だと考えています。

レッスンにおいては、対話やプリントやレクチャーを通して、それぞれの子ども達がそれぞれの成長段階に合わせたテーマをもとに自分の価値観をじっくりと形成していくことを支援します。

テーマ例:

幸せとは?、幸せと成功の違いとは?、チャレンジと失敗と成長の関係とは?、楽しいとは?、主体性とは?、人生とは?、人間とは?、AIとは?、個性とは?、価値観とは?、自立とは?、頭がよいとは?、社会で必要な能力とは?、価値とは?、わかり合えるとは?、夢と目標の違いとは?、働くとは?、仕事と趣味の違いとは?、表現するとは?、多様性とは?、社会とは?、自己肯定感とは?、手段と目的とは?、好奇心とは?、感性とは?、コミュニケーションとは?、家族とは?、自由と責任とは?、消費と投資とは? など

(3)複雑な実社会の中で自己実現していくために必要な5つの力の育成

自分の人生を主体的に創造し、その人生を楽しみながら生きていくためには人生に対する主体性や自分自身の価値観・哲学だけでは不十分で、複雑な実社会の中で実際に自己実現していくための能力と経験が必要になります。

ソーシャルゲートでは下記の5つの力を柱とした能力の育成を支援します。レッスンの進行は、プリントの使用、ディスカッション、グループワーク等のアクティビティ、そしてレクチャーと様々な角度から行います。

① 自分の言葉で考え抜く力

 思考力、探究力、目標設計力、発想力、想像力、仮説力、分析力、問題解決力、判断力、クリティカルシンキング、自問自答力、目の前のことを面白がれる力 など

②自分の心で感じる力

 豊かな感受性、鋭い感性、直感

③ 創造力

 新たな価値を創造する力、企画力、提案力、構想力、仕組運用力、段取り力、変化対応力、セルフマネジメント力、リスク管理力 など

④ コミュニケーション力

 話す力、聴く力、質問する力、書く力、描く力、読む力、観る力、交渉力、コミュニケーションを通して自身が変化する力 など

⑤ コラボレーション力

 目的把握力、対話を通して対立・ジレンマを解決する力、人間関係構築力、多様性受容力、ファシリテーション力、パブリックリレーションズ など

(4)複雑な実社会の中で自己実現していくために必要な知識・教養の習得

そもそも、考えるためには知識が必要です。ソーシャルゲートでは、学校のカバー範囲外の知識であるけれど、子ども達が自分で自分の将来のことについて考えるためには必要な知識・教養の習得を支援します。

例:

Society5.0、VUCA、ウェルビーイング、STEAM、ChatGPT、ジェネレーティブAI、メタバース、働き方改革、人生100年時代の社会人基礎力、ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用、インターン、副業・兼業、ESBIクワドラント、終身雇用年功序列システムの崩壊、リスキリング、専門職大学、高校普通科改革、総合型選抜、就職活動の仕組み、複利、暗号資産、SDGSなどの知識やITリテラシー、メディアリテラシー、金融リテラシーのような特定分野の知識群。また、地球上にある面白い旅先、美味しい料理、興味深い映画、素晴らしい建築、面白いアニメ・漫画、人生を豊かにしてくれる格言、心に響く曲などの教養。

特別プログラム(レッスン外での教育支援)

レッスンを通してだけでなく、レッスン外においても特別プログラムという形での教育支援を行います。